• 内科・小児科・生活習慣病超音波検査・予防接種・健康診断
  • 埼玉県ふじみ野市新田1-1-27
院長ブログ

生活習慣病

生活習慣病とは

生活習慣病
  1. 生活習慣病とは、長期間の生活の乱れ(不規則で偏食・過食な食生活、運動不足、喫煙・多量な飲酒、過剰なストレス など)が引き金となって起こる病気の総称になります。代表的な疾患としては、糖尿病、高血圧、脂質異常症、高尿酸血症(痛風)などがあります。
  2. このように一口に生活習慣病と言いましても様々な病気があるわけですが、これらの病気には共通の特徴があります。それは、発症間もない初期症状から自覚症状が現れることは少ないという点です。そのため病状を進行させやすく、これといった治療をしなければ、やがて動脈硬化を招くようになります。そしてさらに放置が続けば合併症(ある病気に伴って起こる別の病気)として、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、脳卒中(脳梗塞、脳出血 など)、糖尿病三大合併症(糖尿病腎症、糖尿病神経障害、糖尿病網膜症)など、命に影響、もしくは後遺症が起きかねない病気を発症することもあります。
  3. このような状況にならないためには、早めに生活習慣病の発症もしくは、その予備軍であることに気づいて適切なタイミングで治療や予防をする必要があります。そのためには、定期的に健康診断を受け、血圧測定や血液検査で調べることができる生活習慣病に関する数値(血糖値、コレステロール値 など)を確認する、もしくはメタボリックシンドロームの判定を行うなどし、医師から数値に関して異常であるとの指摘を受けた場合は、当院含む医療機関を一度ご受診ください。

メタボリックシンドロームとは

生活習慣病

メタボリックシンドロームは略称でメタボと呼ばれることが一般的ですが、メタボ自体が病気というわけではありません。これは、内臓肥満のある方で、生活習慣病と関連が深い、血圧・血糖・血中脂質のうち、2つ以上で基準の値を超えているという場合にそのように診断されるものです。この状態がさらに続けば、高い確率で生活習慣病を発症させるだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞といった合併症を引き起こすリスクも高くなっていきますので要注意です。

メタボの診断基準について

  • 内臓肥満とは、お腹周りに脂肪がついている状態を言います。なお内臓肥満か否かについては、ウエストサイズ(腹囲)を測ることで診断できます。計測時は足を30cm程度開いて立ち、息を軽く吐いてからへその位置で計測します。その結果、男性で85cm以上、女性で90cm以上の場合に内臓肥満と診断されます。なお内臓脂肪がつきやすい原因は、エネルギーの過剰摂取と運動不足です。この内臓肥満と判定された方が、以下の条件で2つ以上該当するという場合にメタボと診断されます。

血中脂質(脂質異常)

血液検査で中性脂肪値(トリグリセライド)が150 mg/dL以上、またはHDL(善玉)コレステロールが40 mg/dL未満の場合

血圧(高血圧)

最高血圧が130 mmHg以上、または最低血圧が85 mmHg以上の場合

血糖値(高血糖)

空腹時の血糖が110 mg/dL 以上の場合

医院概要overview

所在地
〒356-0033 ふじみ野市新田1-1-27
電話番号
049-263-5941
診療科目
内科・小児科・生活習慣病超音波検査・予防接種・健康診断
院長
青木 正幸
最寄駅
ふじみ野駅、上福岡駅
休診日:木曜午後・土曜午後・日曜・祝日
診療時間 日祝
9:00~12:00
15:00~19:00
  1. Tel.049-263-5941
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